フリッカー疲労検査とは
人が疲労すると下がる【フリッカー値】を仕事の前後や入退室タイミングで測定し、相対値により「疲労」を数値化します。
AQフリッカーテスター 疲労評価に関するQ&A
Q. AQフリッカー値の変化量が大きいほど、疲労度変化が大きいのでしょうか?
A. AQフリッカーテスターは,基本的にフリッカー値を精度よく求めるもので,これまでのフリッカー値と本質的に同じものです。フリッカー値と主観的疲労感や他の疲労の指標との相関を示す文献はたくさんあります。
参考: 001, 002, 003
Q. 疲労が増加すると、フリッカー値が変化するのはなぜでしょうか?
A. 大脳の興奮水準や中枢機能の低下,視覚野の時間分解能の低下などによってフリッカー値が減少すると言われています。研究者によって,説が異なることもあります。
参考: 例えば,005
Q. AQフリッカーテスターの測定対象は精神疲労と肉体疲労の両方を測れるのでしょうか?
A. フリッカー値は,基本的に精神疲労を測るものと言われていますが,肉体疲労でもフリッカー値に現れることを示す文献は多くあります。人間の体には,一般に精神疲労と肉体疲労が混在するため,運動や肉体労働もフリッカー値に現れると考えられます。
参考: 例えば,004, 006, 007, 008
Q. AQフリッカー値は、サーカディアンリズムに影響しますか?
A. フリッカー値は,サーカディアンリズムがそのまま現れると考えられます。
Q. 学術界において、フリッカー値は一定の妥当性・信頼性があると認識されていますか?
A. フリッカー値の信頼性については明確に証明されているわけではありませんが,既述の文献等で他の指標との相関を見ることで,その妥当性,信頼性を保証しています。他の疲労指標に比べて,簡便に測定できるため,フリッカー値を用いている研究は数多くあります。
Q. 疲労を評価する他の測定方法にはどんなものがあるのでしょうか?
A. 疲労の生理指標については,心拍・心拍変動指標,呼吸,血圧,脈波,皮膚の電気伝導度,末梢の血液量や血流量など自律神経系指標,脳波のα帯域の平均周波数,β波の振幅や事象関連電位P300の潜時,血漿コルチゾール,唾液中のコルチゾールやアミラーゼ活性,尿中カテコールアミンなどのバイオマーカーなど,そのほか,身体疲労では重心変動や反応時間など様々な指標が用いられています。これらのどれを用いるかは,研究者の判断になると思います。
★過去の文献では,フリッカー値のばらつきが大きく出ていますが,AQフリッカーではばらつきを小さくするしくみが組み込まれています。
参考文献 ※クリックで資料(PDF)を表示します。
001_運送業における疲労評価
002_フリッカー値とその他の生理指標
003_長時間運転条件下のドライバーの疲労計測
004_繰り返し作業と疲労
005_Flicker値の生理学的意味と測定上の諸問題
006_作業姿勢と作業負担
007_農業従事者の労働負担
008_運動と疲労反応
AQフリッカー操作説明動画、字幕入り(サイバークラフト)
疲労を数値化できる装置 / Fatigue quantifying device
↓QRコードから操作説明がYOU TUBEでご覧いただけます。
(映像中のLEDの点滅は実際とは異なります)


